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2023.03.03

【足場資材販売:足場現-KING】足場材の運搬について

【足場資材販売:足場現-KING】足場材の運搬について

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足場材の運搬について


🔶⋆🔶走行中トラックの荷台の状態🔶⋆🔶
トラックの荷崩れが発生するのは
走行中のトラックの荷台が想像以上に
揺れていることが原因になります。
 
走行中のトラックの荷台は
前後・左右・上下の全方向に
揺れが生じています。
この揺れは地震の震度に例えられます。
 
🔵震度2 軽震
丁寧にアクセルやブレーキを踏み込む
 ⇒前後動
道路状況の良い場合
 ⇒上下動
 
🔵震度4 中震
強めにブレーキを踏み込む
 ⇒前後動
 
🔵震度5
侵入速度50kmでの100Rカーブの走行
 ⇒前後左右動
 
🔵震度6
侵入速度60kmでの100Rカーブの走行
 ⇒前後左右動
 
🔵震度7 激震
急発進・急加速・急ブレーキ
 ⇒前後動
 
🔵震度4~7
道路の段差・凹凸の走行
 ⇒上下動
 
前後左右の揺れは速度と比例して
大きくなるので、荷崩れリスクと
車速は比例関係にあると言えます。
 
 
🔶⋆🔶足場材のトラックへの積み方🔶⋆🔶
 
🔵鳥居型枠材の場合
平面になるよう2枚を交互に置き
次は逆向きに2枚を重ねることを繰り返し
横から見て隙間なく積み上げられていたら
4辺の中央を固く括ります。
 
🔵はしご型の場合
同じ向きに重ね、鳥居形と同じように
4辺の中央を括りましょう。
隙間があると走行中の振動で
荷崩れの原因になるので注意が必要です。
 
🔵板状・円形・方形など棒状の場合
長さ・厚み・形状・素材・重量の
同じものに仕分けして括ります。
鋼製布板・足場板は1枚めを裏返しに
置くことがポイントです。
接地面積が広くなり、荷台の床との
摩擦が大きくなることで
横滑りしにくくなります。
 
🔶⋆🔶積み方のコツ🔶⋆🔶
上下左右に掛かる重量を同じにすること
重心を荷台の中央にくるよう調整すること
 
🔵長い足場材を載せる場合
車の天井を超えるものを中心に載せ
荷台を超えるものを左右に配置して
重量が偏らないようにします。
天井より長く突き出るものは
車の鳥居部分への固定をしっかりする。
 
🔵短い・幅が狭い足場材を載せる場合
荷台の中央に載せること前後に
滑らないように板などで隙間を埋めます。
 
🔶⋆🔶締め込みについて🔶⋆🔶
荷崩れを防ぐロープ締め作業を
締め込みと呼びます。
トラックへ積んだ足場材の締め込みの
代表的な結び方は3種類です。
 
🔵南京結び 
ロープ1本で力を使わず女性でも
頑丈に結べ、横揺れ・振動で緩みにくく
荷物のサイズを問わずしっかりと荷物を
固定できる結び方です。
 
🔵輸送結び
滑車の原理を応用した結び方で少ない力で
荷物を固定できます。南京結びに比べると
張りが強く荷物の一点に力が加わり
複数の荷物をまとめて固定することも
可能な結び方です。
 
🔵もやい結び
南京結びや輸送結びに比べて
簡単な結び目となっています。
荷物を固定するだけでなく
すでに締結されているものを再度固定する
増し締めにも用いられ、長時間の運搬にも
向いています。
 
3種類とも固定力に優れた結び方ですが
掛かる力が大きいので荷物を傷めないよう
当て木や毛布を挟んでおくとよいです。
結んだ後は荷物を押してロープの張り具合
を確認することが大切になります。